大邱広域市 中区 達城路22キル 27

（寿昌洞）

寿昌青春マンション（수창청춘맨숀）

寿昌青春マンションhttp://www.suchang.or.kr/su/（韓国語）

地元の厄介者と見られていた廃墟から、市民がともに楽しめる文化・芸術スペースへと生まれ変わった寿昌（スチャン）青春マンション。大邱（テグ）広域市中区（チュング）寿昌洞（スチャンドン）にあるこの寿昌青春マンションは、旧・KT&G（旧韓国タバコ人参公社）煙草製造廠（工場）で働く職員用宿舎として使われていた集合住宅をリノベーションした文化芸術複合スペースです。

建物は1976年から職員宿舎として利用されてきましたが、1996年にその役割を終え、20年以上もの間、使われず放置されていました。

この使われなくなった建物は2016年文化体育観光部による文化再生事業の対象に選ばれたことで転換点を迎えます。

それまでこの建物が経てきた50年近くの歳月の痕跡を外壁に残しつつ、内部は若手アーティストのための活動の場として整備、新旧が共存するスペースとして再び生まれ変わりました。

寿昌青春マンションは、2年間の改修を経て、2017年12月「寿昌青春マンション」として正式にオープン、2018年9月には大邱現代美術家協会による寿昌青春マンションの受託運営を開始し、2018年11月3日再スタートを切りました。

古びた建造物として長きに渡り放置されていた寿昌青春マンションは、今では大邱地域の若手アーティストのアート活動拠点として利用されています。
[出典：寿昌青春マンション]